なぜ検索結果の上位表示が重要なのか?
これまで「ホームページを検索結果で上位に表示させること」の大切さをお話ししてきましたが、そもそもなぜ上位表示が必要なのでしょうか?
それは、検索する人の多くが1ページ目しか見ないからです。あなた自身も、調べものをするとき、2ページ目や3ページ目までじっくり見ることは少ないのではないでしょうか。多くの人は、1ページ目の中ほどまで見て、欲しい情報がなければ別のキーワードで検索し直してしまいます。
つまり、検索結果の後ろの方に表示されるホームページは、そもそも見られるチャンスが少なく、アクセス数も伸びません。逆に、上位に表示されれば、より多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。だからこそ、ホームページへのアクセスを増やすには、SEO対策をして上位表示を目指す必要があるのです。
上位に表示されるのは、どんなホームページ?
では、実際に検索結果の上位に表示されているホームページには、どんな共通点があるのでしょうか?
簡単に言うと、「検索して訪れた人(=アクセスした人)にとって役に立つホームページ」です。もっと具体的に言えば、
- 情報が探しやすいレイアウトになっている
- 欲しい情報がすぐ見つかる
- 見やすく使いやすい
といった特徴があります。つまり、上位表示を狙うなら「アクセスする人の役に立つホームページ」を作ることが第一歩です。
なぜ「役に立つページ」が上位に表示されるのか?Googleの仕組みを知ろう
なぜGoogleは「役に立つホームページ」を上位に表示するのでしょうか?
それは、Googleのビジネスモデルが「広告収入」にあるからです。検索結果の最上位には「広告」と書かれた有料掲載のリンクが表示されています。広告はできるだけ多くの人に見られることで効果が出ます。つまり、Googleは検索を使う人が多いほど広告収入が増えるのです。
反対に、使いづらい検索エンジンでは人が離れていき、広告を出す企業も減ってしまいます。だからGoogleは、「検索した人が欲しい情報をすぐに見つけられる」ような、使いやすい検索体験を重視しています。
その結果、Googleは「アクセスする人にとって役立つページ」を上位に表示するように設計されているのです。
ちなみに、Yahoo!もGoogleと同じ検索エンジンを使っているため、上位に表示される仕組みは基本的に同じです。
Googleが「役立つページ」を判断する基準とは?
ではGoogleは、どのようにして「アクセスする人にとって役立つホームページかどうか」を判断しているのでしょうか?
その答えは「アルゴリズム」と呼ばれる評価システムにあります。このアルゴリズムの詳細は公表されていませんが、Googleの発表や上位表示されているサイトの特徴から、ある程度の傾向が分かっています。
最近の傾向としては、
「質の高いページが多くあるホームページ」が高く評価されやすい
という特徴があります。
質の高いページとは?3つの判断ポイント
では、「質の高いページ」とは具体的にどんなページなのでしょうか?以下の3つのポイントが参考になります。
オリジナルの内容である
他のサイトと同じ内容ではなく、自分の言葉で書かれていることが大切です。
検索キーワードに関連する情報が多い
検索してきた人が知りたいと思う情報が、ページ内にきちんと含まれているかが重要です。
文字数がしっかりある
中身の濃い説明がされているページほど、Googleに評価されやすくなります。
これらを意識してページを作っていけば、SEO対策の効果も期待できます。
次回は、実際にどのようにSEO対策を進めていくのか、具体的な方法を解説していきます。お楽しみに!